gadget

ReFa FINE BUBBLE UとPUREはどっち?洗顔目的の違いを公開情報で比較

ReFa FINE BUBBLE UとPUREを、ミスト、UFB公表値、塩素低減、重量、カートリッジ費用で比較。洗顔目的なら何を基準に選ぶべきか、公式情報と皮膚研究の限界から整理する。

ReFa FINE BUBBLE UとPUREはどっち?洗顔目的の違いを公開情報で比較
refa fine-bubble-u fine-bubble-pure シャワーヘッド 洗顔 残留塩素 比較

対象:

ReFa FINE BUBBLE UとPUREのどちらを、洗顔目的で選ぶか迷っている人向けです。公開情報を比較した記事であり、SmartScopeによる実機レビューや医療上の効果判定ではありません。

この記事のポイント

ミスト洗顔を共通点として、カートリッジ式の塩素低減を選択肢として示すシャワーヘッド比較イラスト

調査基準日と比較範囲

調査基準日は2026年8月28日です。ReFaとMTGの日本向け公式情報、水道法施行規則と環境省の水質管理情報、2003年と2024年の原著論文を確認しました。本記事は製品を所有・使用・測定したレビューではありません。ミストの粒の感じ方、水圧、洗い上がりなどの使用感は比較対象から外します。

公式ページには、通常モデルのUに加えて止水ボタン付きのU+も掲載されています。U+は35,000円からの別モデルです。本記事はUとPUREの二択に範囲を限定し、U+をUの価格・重量へ混ぜません。1

先に結論: 塩素低減を使うならPURE、使わないなら重量と将来性で選ぶ

UとPUREはどちらもミストを備え、PUREは専用カートリッジ装着時だけ残留塩素を低減します。洗顔目的だけでは優劣を決めず、次の条件で選びます。123

重視すること 第一候補 理由 注意点
ミストで顔をすすぐ UまたはPURE どちらもミストを搭載 実際の肌当たりは給湯・水圧環境でも変わる
残留塩素も低減したい PURE+カートリッジ 二層カートリッジで塩素を低減 交換費用と水圧低下がある
カートリッジ機構自体が不要 U 専用カートリッジを前提にしない PURE本体より約50g重い
軽さと将来の塩素低減を残したい PURE 約250gで、カートリッジなしでも使用可能 本体だけでは塩素低減しない

肌の疾患や刺激について具体的な不安がある場合、シャワーヘッドだけで対処を決めず、湯温、洗浄剤、入浴時間を含めて医療機関へ相談してください。本記事は製品による治療や症状改善を示すものではありません。

UとPUREの公式仕様を同じ条件で比べる

項目 ReFa FINE BUBBLE U ReFa FINE BUBBLE PURE
ホワイト価格 30,000円 30,000円
ブラック価格 33,000円 33,000円
国内発売 2024年3月6日 ホワイト: 2022年6月16日、ブラック: 2023年7月10日
重量 約300g 約250g
カートリッジ装着時の単純合計 対象外 約287g
水流 4モード 4モード
ミスト あり あり
UFB平均発生量(公表値) 約1,400万個/mL 約1,100万個/mL
純正の残留塩素低減 なし 専用カートリッジ装着時にあり
専用消耗品 なし ReFa PURE CARTRIDGE

価格、発売日、重量はReFaの現行商品情報と公式通販で確認しました。PUREの約250gはカートリッジを含まない本体重量です。

カートリッジは約37gなので、装着時は単純合計で約287gとなり、Uとの差は約13gです。実際の取り回しは重心やホースにも左右されるため、この計算だけで持ちやすさは決めません。124

UFBの公表個数はUが多いが、洗顔性能の直接比較ではない

メーカー公表のミストモードにおけるUFB平均発生量は、Uが約1,400万個/mL、PUREが約1,100万個/mLです。最大値はUが約2,500万個/mL、PUREが約2,400万個/mLとされています。12

ただし、Uは2024年1月、PUREは2022年9月の測定です。どちらも純水、水温40℃±1℃、ホース流量9L/分などの条件は示されていますが、同じ日に同じ個体を並べた直接比較ではありません。メーカーも水質、環境、時期で数値が変動すると注記しています。

さらに、この約300万個/mLの平均値差が、顔の汚れ落ち、乾燥、刺激、角層水分量をどの程度変えるかをUとPUREで直接比べた臨床試験は、確認した資料にはありません。UFBが多いからUの洗顔効果が高い、あるいはPUREの方が肌に優しいという結論には使えません。

PUREの違いは専用カートリッジによる残留塩素低減

PUREのカートリッジは、亜硫酸カルシウムで残留塩素を低減し、複合繊維フィルターで汚れを取り除く二層構造だとReFaは説明しています。塩素低減はPURE本体だけの機能ではなく、カートリッジ装着時だけ有効です。23

一方、Uの商品仕様にはカートリッジ機構がなく、ReFa PURE CARTRIDGEの対応製品はPUREとして案内されています。非純正部品の追加や改造を前提にせず、純正仕様で比べると「Uはファインバブルとミスト」「PUREはそこへカートリッジ式の塩素低減を選択できる」という違いです。

残留塩素は衛生管理に必要で、存在だけで危険とは言えない

残留塩素は、水道水を衛生的に供給するための管理要素です。水道法施行規則第17条は、通常時の給水栓で遊離残留塩素0.1mg/L以上、または結合残留塩素0.4mg/L以上を保持する塩素消毒を求めています。一方、環境省の水質管理目標設定項目では残留塩素を1mg/L以下としています。56

0.1mg/L以上は衛生上必要な最低側の管理条件、1mg/L以下は水質管理上の目標値です。後者を「法的な絶対上限」、前者を「肌への安全境界」と読み替えることはできません。残留塩素を一律に危険物と扱うのではなく、皮膚への影響を調べた研究の対象、濃度、曝露条件を見る必要があります。

皮膚研究は影響の可能性を示すが、PUREの洗顔効果は証明しない

2003年の研究は、アトピー性皮膚炎(AD)患者20人と正常対照10人を対象に、40℃の水へ前腕を10分間浸しました。残留塩素濃度は0、0.5、1.0、2.0mg/Lです。AD群では0.5mg/L以上で角層の保水能力が低下し、正常対照群で有意差が出たのは2.0mg/Lでした。7

この研究は、ADの皮膚が正常対照より残留塩素曝露の影響を受けやすい可能性を示します。ただし、顔へ短時間ミストを当てた試験ではなく、ReFa UとPUREを比較した研究でもありません。普通肌の人がPUREへ替えると顔の乾燥や肌状態が改善する、という購入効果までは示していません。

2024年の日本化粧品技術者会誌の研究では、残留塩素水への曝露後に角層細胞のカルボニル化が増え、反復曝露でTEWL(経皮水分蒸散量)が上昇した条件が報告されています。残留塩素を除いた水へ置き換える可能性も示唆されました。8

一方、複数の試験はいずれも小規模で、曝露条件も一様ではありません。著者3人は全員LIXILの水栓事業部Filtration R&D所属です。企業所属だけで結果が無効になるわけではありませんが、独立した大規模な顔面の臨床試験と同じ証拠の強さではありません。

研究から言えるのは、残留塩素が条件によって角層へ影響する可能性があることです。そこから特定シャワーヘッドの治療効果や、普通肌を含む全員への必要性までは導けません。

PUREは年間1万〜3万円のカートリッジ費用を見込む

ReFa PURE CARTRIDGEは1本2,500円です。公式の交換目安は、1人で約3か月、2人で約2か月、3〜4人で約1か月。前提は1人1日8分、流量7L/分です。34

通常の単品価格で単純計算すると、年間費用の目安は次の通りです。

使用人数 交換目安 年間交換本数 年間費用の目安
1人 約3か月 4本 約10,000円
2人 約2か月 6本 約15,000円
3〜4人 約1か月 12本 約30,000円

実際の寿命は使用時間や掃除での通水によって変わります。ReFaは、カートリッジを水流の途中に入れるため、未使用時より多少水圧が落ちるとも案内しています。水圧低下を避けたい場合は、この条件を購入前に判断材料へ含めてください。3

8月31日までのキャンペーンは終了日と購入方法を確認する

2026年8月28日の確認時点で、MTG公式通販は2026年8月31日までの期間限定キャンペーンを案内しています。期間限定として確認できるのは、対象のPUREセットに2,500円以上相当と案内されたカートリッジ1本が付くことと、キャンペーン用セットの購入方法です。9

カートリッジ4本セット7,500円は、同日時点でカートリッジ商品ページにも表示され、キャンペーンページでは通常単品4本との比較で25%安いと案内されていました。9月1日以降も同じ価格が続くかは、購入時に商品ページで再確認してください。49

シャワーヘッド単品とカートリッジ単品を別々にカートへ入れた場合は対象外で、キャンペーン用セットを選ぶ必要があります。この情報は短期間で失効します。

9月1日以降に読む場合は、通常価格を前提にし、公式ページで新しい条件を確認してください。キャンペーンはPUREを選ぶ一時的な材料であり、長期の結論そのものではありません。

購入前に確認する4項目

  1. 塩素低減を継続利用するかを決める。迷うだけなら、PUREの本体機能を使い切れない可能性があります。
  2. 年間の交換費用を人数で計算する。家族4人なら通常単品価格ベースで年約30,000円です。
  3. カートリッジ使用時の水圧低下を許容できるか確認する。ReFaは未使用時より多少水圧が落ちると案内しています。
  4. 肌の悩みを製品だけで解決しようとしない。 湯温、入浴時間、洗浄剤、保湿、医療相談も判断材料です。

最終結論

洗顔目的がミストとファインバブルの利用なら、両機種とも候補です。Uはカートリッジ機構を持たないシンプルな選択、PUREは約50g軽く、将来必要になれば純正カートリッジを追加できる選択です。

残留塩素を低減したい理由があり、カートリッジ交換費用と多少の水圧低下を許容できるならPUREです。 必要な時だけカートリッジを装着できる点は、Uにはない明確な選択理由です。

公開情報は、PUREを「洗顔に必ず良い上位版」、Uを「UFBが多いから洗浄力が上」と位置づける根拠にはなりません。3万円の本体価格だけで並べず、塩素低減を使う期間の総費用まで含めて選ぶのが妥当です。

出典


  1. ReFa「ReFa FINE BUBBLE U 発表資料」、MTG ONLINE SHOP「ReFa FINE BUBBLE U / U+」、ReFa「ファインバブルシリーズ商品情報」(2026年8月28日確認)。Uの価格、発売日、重量、水流、UFB測定条件、U+との区別を確認。 

  2. ReFa「ReFa FINE BUBBLE PURE 商品ページ」(2026年8月28日確認)。価格、重量、4水流、UFB測定条件、カートリッジの構造を確認。 

  3. ReFa「ReFa FINE BUBBLE PURE FAQ」(2026年8月28日確認)。未装着時の塩素低減、交換目安、水圧、使用環境を確認。 

  4. MTG ONLINE SHOP「ReFa PURE CARTRIDGE」(2026年8月28日確認)。単品価格、4本セット価格、重量、材質を確認。 

  5. e-Gov法令検索「水道法施行規則」第17条第1項第3号(2026年8月28日確認)。給水栓での遊離残留塩素の保持条件を確認。 

  6. 環境省「水質基準項目と基準値」(2026年8月28日確認)。水質管理目標設定項目の残留塩素1mg/L以下を確認。 

  7. Seki T, et al.「Free Residual Chlorine in Bathing Water Reduces the Water-Holding Capacity of the Stratum Corneum in Atopic Skin」The Journal of Dermatology, 30, 196–202(2003)。対象、濃度、前腕浸漬条件、AD群と正常対照群の結果を確認。 

  8. 古賀一成ほか「水道水中の残留塩素による角層タンパク質のカルボニル化と表皮バリア機能への影響」日本化粧品技術者会誌58巻1号、30–37(2024)。著者所属、各曝露試験、角層カルボニル化とTEWLの結果を確認。 

  9. MTG ONLINE SHOP「期間限定お得なカートリッジセット」(2026年8月28日確認)。8月31日までの期間、カートリッジ1本付属、4本セットの割引比較、対象となる購入方法を確認。